Facebookページ、始めてみました。

今更ですが、Facebookページを始めてみました。まるで使いこなせていませんが^_^;。

このSNS乱立の時代、どのSNSをメインに使えばよいのか、どのようにすれば効率的にアピールできるのか、考えるだけでも大変です。まぁ、まずは始めてみるしかありませんね。

地下世界の老朽化とリフォーム

先日、家の前にある道路で、水道管の工事がありました。朝から爆音級の騒音が鳴り響き、半日ほど続いたので、すっかり参りました(笑)。大切な工事とはいえ、この騒音、どうにかなりませんかね?と思いつつ過ごしておりました。
実は、先日、お仕事で以下のPRビデオ制作に携わらせてもらったんです。

https://youtu.be/3S6q6q0f8LI

こちらの協会は、老朽化した下水道管路について、道路を掘り返して新しい管路を埋め戻すのではなく、更生材と呼ばれる管路を補完する材料を管路内に挿入することで、古くなった既設管をリフォームする「管路更生工法」という工事を普及・推進して、その品質を確保することを目指している団体なんです。
この管路更生工法で工事をすれば、道路を掘り返すことがないので、迷惑な騒音も出ないとのこと。

このビデオ制作を通して知ったんですが、何でも我々が暮らしている都市の下には、上水道や下水道などの膨大な管路が埋設されていて、日本国内だけでも管路の総延長は約160万kmを超えるそうなんです。これって地球の周囲を40周できるぐらいの長さだとか。我々の下には巨大な地下世界が埋設されているんですね。

でも、この膨大な管路は耐用年数が約50年とされていて、これからの時代は、老朽化する管路に対して何らかの対応を迫られていくことになるそうです。
最近、都市部で道路陥没がニュースになりますよね。これら事故のうち一部は、管路の老朽化が原因だとか。知らないうちに自分たちの生活している街の下が老朽化しているなんて、怖い話しです。

ヒゲ剃りから考えてみました。

先日、長年、愛用してきたヒゲ剃りが動かなくなり、10年ぶりくらいに新しいものに買い替えました。長年、使ってきた道具には名残惜しさはありますが、世代交代ということで、新しいヒゲ剃りとの日々をスタートさせたいと思います。

ここでふと考えたのですが、
「なんで、ヒゲってあるんですかね?」

進化論によれば、生物の形や能力は子孫を残すために有利だから選択されて、今に伝えられているのだ、と説明するそうです。
ヒゲについても、かのチャールズ・ダーウィンは、ヒゲのある男性は、女性に好まれて、より子孫を残せたから、ヒゲが残っているのだ、と論じていたそうです。

でも、ヒゲが好きという女性もいれば、不潔だから嫌いという女性もいますよね。おおざっぱにヒゲがあるとモテるんだ、というのも暴論のような気もします。

また、時代によって、ヒゲのイメージは変遷しているそうなんです。例えば、日本の戦国時代などはヒゲがないと馬鹿にされたそうなんですが、平穏な江戸時代になると逆に嫌がられて、その後、明治時代になるとヨーロッパの影響でヒゲをたくわえることが流行する、などなど。
その流れで考えると、現代社会はヒゲ受難の時代ですかね。サラリーマンなど組織人として生きる場合、ヒゲをたくわえるのは禁止、という職場は多いように感じます。

さらに宗教や文化の違いまで考えると、ヒゲの役割は、ますます分からなくなってきます。一般的にイスラム圏では、ヒゲをたくわえるのは成人男性の証だそうです。また、厳格なユダヤ教信者は、立派なヒゲをたくわえていて、宗教上のタブーとしてヒゲを剃ることが禁じられているとか。

近代以前の大陸国家では、宦官と呼ばれる去勢された男性が宮廷の雑務をこなしていたそうです。その中でも歴代の中国王朝では、たびたび宦官が強大な権力を握って、嫌われていたそうなんですが、この宮廷雑用人はホルモンの関係でヒゲが生えなかったとのこと。なので、(三国志などでおなじみの)宮廷クーデーターなどあった時は、
「ヒゲの生えていない奴は、宦官だから殺してしまえ!」
などと、抹殺対象の目印になったこともあったそうです。こんな時、ヒゲをたくわえていない一般人は災難だったでしょうね。そう考えるとヒゲがあった方が、生存には有利だったんでしょうか。

このように、つらつらと思いめぐらせてみると、ダーウィンさんには申し訳ないのですが、ヒゲが生存上、有利だから残った、という話しも眉唾かなぁ、とも感じます。

話しは逸れますが、経済学などの世界などで「8対2の法則」というのがあるそうです。これは、ある会社で2割の社員が、全体の売上8割を達成している。多数ある商品ラインナップのうち2割が、全体の8割の売上を支えている、などなど、多くの分野で20%の構成要素が、全体の80%に相当する何かを生み出す、という法則だとか。

この理屈で考えると、生存上、有利だから残ってきた、というよりも、ヒゲも80%の構成要素として可もなく不可もなく残ってきて、毎日、我々、男性に面倒くさがらせながら剃られているのかな、とも思えてきます。
考えてみれば、我々が日常、普通に目にするものって、「8対2の法則」で言えば、だいたいが80%に分類されるものなんじゃないですかね。そんな80グループに分類されたからといっても、生存上、特別に不利な訳でもなく、普通に暮らしていける、というのが世の中なんじゃないかなぁ、なんて、ヒゲ剃りの交換から考えてしまいました。