Mac版Office2019のサポートが終わりました。

Office2019について、Windows版のサポートが2025年10月までなので、Mac版も同様だろうと思っていたのですが、昨年10月で終わっていたんですね。2年も前にサポートを打ち切るなんて、Microsoftさん、Macユーザを差別してませんかね(笑)。

仕方ないので、別のデバイス用で契約していたMicrosoft365に切り替えました。

思い返せば、学生時代に秋葉原で辞書みたいに大きな箱に入ったOfficeを購入して、CD-ROMからインストールしましたね。今ではネット経由でインストールアプリを入手して、サブスクリプション契約ですか。時代は変わりました。作業は楽になった分、なんだか購入する楽しみが減ったような、複雑な気分です。

macOS Sonomaにアップグレードしました。

数日前に最新版のmacOS、Sonomaにアップグレードしてみました。

念のためバージョン14.1がリリースされるのを待ってからアップグレードしたのですが、Mailで日本語入力している際、確定したはずの文字が消えたり、表示されなかったりといった細かいバグがあるようですね。今後のOS更新で改善されることをお祈りします。

前回のアップグレードが今年の2月だったので、前バージョンのVenturaとのお付き合いは約8ヶ月ほどで終わったことになります。iOSやiPadOSも頻繁にアップグレードしているので、Macもそれにあわせているんですかね。

前バージョンと比べて大きな変更点はなさそうですが、日本語入力周辺は、Windowsでのそれに近似してきた気がします。特に入力途中に入力候補リストが表示される挙動は、かなり使いやすくなっています。上記のバグが解消されるなら、即アップグレードでも問題ないかと思います。

あくまでも感覚的なお話しなんですが、Windows10などのバージョンアップ後って、OSが起動しなくなったり、さまざまな不具合が発生する頻度が多い気がするんですよね。それでシステム復元などでバージョンアップ前に戻すと状況が改善したりするので、やはり更新プログラムが原因のトラブルなのかな、なんて推測するんです。
やっぱり複数のハードウェア・メーカーに対応しなければいけないWindowsおよびMicrosoftの方が、いろいろと大変ってことなんですかね。

PHPとの憂鬱なお付き合い

皆さん、PHPってお聞きになられたことありますか。PHPとは、ホームページを作る際、動的な機能、例えばお問い合わせフォームや販売・決済機能などを実装するときに使用されるスクリプト言語なんです。例えば、ホームページを作成するのにWordPressを使っている方も多いと思いますが、このシステムもPHPで記述されているんです。

ホームページを成り立たせている重要なPHPなんですが、複数のバージョンがありまして、やっかいなことに毎年11〜12月にサポート期限を迎えるんです。詳しくは以下ページなどを参照ください。

サポート切れのPHPを使い続けることは、セキュリティ上、望ましいこととはされていません。ただ、この事実を知らないままWordPressなどお手軽なシステムを、古いPHPで動かし続けるサイトが多いそうなんです。古いPHPを使い続ける危険性については、以下ページなどで詳しく解説されているので参考にしてください。

実際、私が携わったクライアント様でも、この事実を知らず、古いPHPのままサイトを運営されていたところもありました。
この記事を読まれた方も一度、ご自身のサイトでPHPが使われているのかどうか、また、PHPが使われているのであればサポート期間中のバージョンであるのかどうか、調べてみることをお勧めします。

ただ、個人的には毎年、サポート期限を迎えるPHPの体制もいかがなものなんだろう?って疑問に感じています。
PHPのバージョンアップって、きちんと作業する場合、事前にステージング環境と呼ばれるテストサイトを用意して、そこで新しいPHPバージョンを試して、動作確認をした上で、問題なければ本番サイトでのPHPバージョンをアップさせる、という手順を踏みます。WordPressだけでなく、さまざまな動的なコンテンツをPHPで構築しているサイトですと、このバージョンアップ作業を毎年、繰り返すことになるんですからね。考えただけでも大変ですよ。

とは言っても、この憂鬱になるPHPとのお付き合いは、止めるわけにもいかず、ずっと続けていかなければいけません。PHPの管理・運営団体の方々、どうにかしてもらえませんでしょうか。なんて、しがない個人事業主風情がぼやいても、どうにもなりませんけどね。