ホームページとの ほどよい付き合い方

ここ数年、ホームページは持っているけど、使い続けるのに困っている、というご相談をいただくことが多くなっています。お困りの状況は、それぞれのサイトで違うのですが、原因となっているのは、
「ホームページに、どこまでシステムを組み込むのか」
を慎重に考えるべきなんじゃないか、と感じています。

ホームページを作る際に、大雑把に分類すると以下の2つがあげられます。

メリットデメリット
通常のHTML/CSSでサイトを構築セキュリティ上は安全。構築と更新には、ある程度の知識が必要。
CMSなどのシステムを利用して構築ワープロソフト感覚で構築と更新が可能。常にシステムと関連環境を最新に保つ必要がある。

よく「ホームページの知識がなくても、簡単にサイトが作れます」なんてCMや広告を見ませんか。この場合は、下段の方法になります。CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)とは、ホームページを作る際、必須となる知識(HTMLやCSSなど)を知らなくても、ある程度のサイト構築や日常的な更新を可能にするシステムの総称です。WordPressなどが有名ですね。

ただ、このシステムを利用してサイトを構築すると、やっかいな問題に巻き込まれることになるんです。どんなシステムでも、常にバージョンアップを繰り返しているので、それに付き合っていかないと、セキュリティ上の問題が起きたり、サイト自体が続けられないことにもなりかねないんです。

例えば、CMSの代表ともいえるWordPressでサイトを作ったとしても、常に以下の使用環境・条件を気にしなければいけないんです。

  • WordPressのバージョン
  • WordPressプラグインの更新
  • PHPのバージョン
  • MySQLなどデータベースのバージョン

こんなことを気にしなければいけないのに、「ホームページの知識がなくても〜」なんて言うのは難しいですよね。

「ホームページは、出しておくだけでいいんです。あとは1年に1回ほど更新するくらいかな」
などという方は、無理にシステムを利用しない方がよい場合もあるんですよね。ホームページとの付き合い方は、慎重に考えたほうがよいかもしれません。

Macとも長い付き合いになりました。

Macの新しいOS Venturaにようやくアップグレードしました。確定申告のe-TAXとかで動作に不安があったので、様子を見ていたんですが、申告も終わったので、やっと実行できました。昨年10月にリリースされたので、たいていのデバッグは終わっているんですかね。今のところ問題なく動いています。

思い返せば、初めて自分で購入したパソコンもMacでした。以来20年以上の付き合いになります。今のマシンで5台目くらいになるかな。

最初のMacは、まだOSが漢字Talkとか呼ばれていた時代でしたね。アプリが止まるとOSまでストップするという、今では信じられないマシンでした。その時に表示される泣き顔Macもよい思い出です。保存していなかった作業内容が消えているときは、
「泣きたいのは、こっちだよ…、トホホ」
とボヤいたのは、私だけじゃないはずです。

あの頃は、毎年のように
「Appleはやばいらしい。いつ倒産するかわからない。どこそこの会社が買収に動いているらしい」
なんてウワサが、まことしやかにささやかれていました(まんざらウソでもなかったようですが)。

そんな中、あの共同創業者のジョブズがAppleに帰ってくるということになり、
「これは、とうとうAppleもおしまいかなぁ…」
なんて暗くなったもんです。だって、Macを生み出したものの、メチャクチャやって追い出された変人ですよ。こりゃダメだ、ってなりますよね。

それが、iMacやiPod、さらにはiPhoneやiPadまで生み出して、カリスマ経営者とまで呼ばれるまでになるなんて。Appleも時価総額何番目なんて報道されるくらいの大企業になりましたね。世の中、本当に分からないものです。

今ではCPUにApple独自のM1を搭載して、とてつもなく早くなったMac。OSもUNIXベースになった時は違和感アリアリでしたけど(漢字Talk時代のあたたかみが懐かしい)、泣き顔Macとも無縁になり、安心して使うことができています。これからも使い続けたいと思いますので、引き続き、よろしくお願いします。

確定申告、終わりました。

今年の確定申告、終わりました。昨年、同様にマイナンバーカードとスマホ、PCでやってみたんですが、意外とスムーズにできました(部分的に私の理解不足のため、つっかえるところもありましたが…)。

こうやって自分で納税するようになると、サラリーマン時代には実感しなかった税金について、いろいろと考えちゃいますね。この税金は国に納めて、こっちは県税なんだ、こんな税率だったんだ、なんて、今更ながら知ることも多いです。

財政のことはよく分かりませんが、我々が納めた税金、有効に使っていただきたいものです。